2016スイス紀行③ ~ラ・ショード・フォン②~
今回は「国際時計博物館」の続きです。
メインホールに向かう通路。
目の前に広がる機械に胸が躍ります。
メインホール。
いくつも並ぶカプセルの中に時計が展示されています。
ひとつひとつをじっくり見てゆくと、時が経つのを忘れてしまいます。
また宙に吊るされていることにより、いろんな角度から見ることが出来ます。
合理的かつお洒落な展示方法ですね(*^_^*)
社長も見入っていました。
手に持っているのはトーキングスピーカー。
無料で貸し出されており、展示番号を入力するとその時計の説明をしてくれます。
ドイツ語、フランス語や英語での説明。
私も最初は頑張って英語で聞いていたのですが、途中からは目で見て感じようと切り替えました!
日本語があったならともっと深く理解できるのにと思いましたが…
まぁ、これは私がもっと英語学ばなくてはということですね(ー_ー)!!
虫型のミニウォッチ。
カブトムシのような虫がギターの上に乗っているデザイン。
体の凹凸、羽の曲り、細かく意匠をこらしています。
芸術品とも呼べる複雑な機構を備えるものから、実用時計まで。
各時代で時計のあり方も大きく変わります。
もともと王侯貴族などの特権階級しか持つことが出来なかった「時計」。
それはまさに当時の最先端技術の結晶であり、富と権力の象徴でした。
今でも高級腕時計はステータスの象徴とも言われますが、こうして時計の歴史を見てゆくと、時間は知ること以上に、それを持つこと自体が特別だったと感じさせられます。
別フロアには掛け時計がずらり。
和時計も展示されていました。
また今回、おおっ!!と感動したのは、実際に使われていた職人たちの道具、作業机の展示スペースでした。
使いこまれた道具に、それだけの研鑽と情熱を感じ、この机に向かった職人たちの仕事を想像し、つい熱いものがこみ上げました。
また博物館では時計自体の機構を説明する展示物も数多く見受けられます。
時計の心臓部とも言えるテンプの構造を実際に動かして見せる巨大テンプや、歯車を作る過程を順を追って説明するものなど。
歴史的な機械式だけでなく、Tissotのタッチ式ソーラー腕時計やCASIOのデジタルなども並んでいました。
全てが時計の歴史の一部であり、そしてこれからもそれが続いてゆくのでしょう。
国際時計博物館を見て
3000点を超える時計に囲まれた空間はまさに別世界。日時計、水時計、砂時計から機械式、自動式、クオーツ、ソーラー、原子時計まで…想像を超える時計の技術、デザイン、文化…時計に関する全ての歴史、思想がそこにありました。
人類の歴史と共に時間があり、時計・腕時計というものには多くの時計職人たちが積み重ねてきた知識、技術が(今、当たり前にある機構でも)本当に贅沢に使われている。
結局、私が心の底から思ったのは…
「腕時計ってかっこいいぞっ」てことです!!
まぁ、言葉にしてしまえば子供っぽいですが(=_=)
ただ、何百年も前から多くの人々が情熱を注ぎ、積み上げ、試し、作り上げてきた「時計」。
時間を正確に知る、ステータス、ファッション。
目的はいろいろですが、何にしろ…
すべてのウォッチが生み出されるにはそれぞれにストーリーがあり、そして私が、あなたが、誰かがその時計を着けた瞬間から、そのウオッチだけのストーリーが始まる!!
…ってことを感じたわけでございます。
国際時計博物館。時計好きの方に最もおススメしたい場所です。
さて、今回はかなり抑えてレポートいたしました。
写真も私と社長で撮ったので、実際はこの10倍くらいの枚数があります。
どうしてもブログでお伝えするということを念頭に置き、ポイントを絞って載せました。
その他の写真も見てみたいなーっという方は是非店頭でお声掛けくださいませ\(^o^)/
次回からはバーゼルワールド2016 の様子を報告いたします(^^)/
サマーマリッジフェア開催中!!
オガワ本店にてサマーマリッジフェア開催中です!!
特別特典
ご来店でブライダルリングをご相談の方には
「ほっと一息”プチリラックスギフト”」
をご用意しております。
プチリラックスギフトの内容は…
フェイスパック&チョコレートです\(^o^)/
チョコレートは大宮のチョコレート工房「てら山」さんの手作り。
これは以前から多くのお客様にご好評いただいていて、なめらかなくちどけと濃厚な甘さが嬉しいチョコレートです。
今回、ご来店のプレゼントを考えた時に…一番に思い出したのは自分自身が結婚した時のことでした。
もちろんリングは、オガワにて選びましたが…「式場選び」では、仕事の合間、妻と自分の休みを合わせ一日をかけて下見をする。
帰れば、雑誌やネットを見て情報集め。
だんだん違いもよくわからなくなり、疲れが…。
リング選び、式場選び、結婚式の準備。
二人にとって楽しく大切な時間です。
今でもあの時間を通して、妻と「結婚」というものに対して、覚悟というか、心の準備をしっかりとしていったように思います。
ただ、仕事の合間でしたので楽しくもあり、疲れもでたり。
そこで今回のプレゼントはちょこっとでも二人がリラックスできるものがいいと思いました。
ささやかですが、フェイスパックで潤っていただき、チョコレートでほっと一息。
そんな時間を過ごしていただけたらと思います\(^o^)/
またご成約ギフトは、より素晴らしい時間をお二人で過ごしていただけるようなものをご用意いたしました。
こちらは詳細は店頭にて(*^_^*)
6月30日までの期間限定フェアとなりますので、ぜひオガワ本店にご来店くださいませ\(^o^)/
2016スイス紀行③ ~ラ・ショード・フォン①~
2016.3.16~3.17
ベルンからラ・ショード・フォンまでは電車で約一時間。
ラ・ショード・フォンより山間部にある為、向うにつれ雪が多くなってゆきます。
途中のヌー・シャンテルの街並みを車窓から。
ようやく到着し、ホテルの窓から。
風というより空気自体が本当に冷たく、スマホに表示されてる体感温度は-6℃。
当たり前に…寒い…痛い!!
街の中心部にある観光協会で、ラ・ショード・フォンの情報集め。
親切丁寧に教えていただけたので助かりました(*^_^*)
いよいよ「国際時計博物館」へ!
国際時計博物館の創立は1902年。
日時計から原子時計まで実に3000点以上のコレクションがあり、また「古時計修理センター」や各専門分野の研究者を対象にした「スタディ・センター」も併設しています。
お客様の西村様に頂いた「時の歯車」も里帰り(?)です。
実際この本に書いてある施設に入ると思うと、ドキドキです。
メインホールからいよいよ館内へ
巨大な歯車のオブジェに圧倒されます。
通路横には視聴覚用の多目的ホール。
壁面には時の偉人たちを表す巨大な壁画が。
通路を抜けると、これまで人類が歩んできた「時」のすべてがそこにありました!!
国際時計博物館はお伝えしたいことがたくさんありますので二回に分けてレポートいたします。
次回、「ラ・ショード・フォン②」をお楽しみに\(^o^)/
おまけ
ラ・ショード・フォンの駅前にて。
奥が私が頼んだ「アメリカンサンド」。
手前のが社長が頼んだ「ソーセージ」。
いや…ソーセージだけども… 全体の量に度肝を抜かれました。
また私のアメリカンサンドの中にもフライドポテトがたっぷりとサンドしてありました。
本当にジューシーで美味。
ただ、毎回オーダーした後に、思うのですが、メニューのシンプルさと実際の量のギャップがありすぎる(V)o¥o(V)
それではまた次回(^_^)/~
ロイヤル・アッシャーダイヤモンドフェア開催中!!
いよいよ本日4月21日から23日までの三日間にわたり、オガワ本店にてロイヤルアッシャーフェアが開催中!!
会場は本店地下フロアですが、1階フロアでもロイヤルアッシャーフェアを前面にアピール!!
大きいバナーを中央に置いてます。
これがあるだけで「フェア」という感じがして、私たちも気持ちが高まります。
階段を下りて地下フロアに行くと…すべてロイヤル・アッシャージュエリー!!
「白い高貴な輝き」を放つロイヤルアッシャーダイヤモンド。
一つ一つが一級品です。
本当にじっくりと時間をかけてご覧いただきたいです。
午後2時から4時くらいが一番込み合いますので、それ以外の時間だと落ち着いてみることが出来ると思います。
今、日本で最もロイヤルアッシャーダイヤモンドジュエリーがあるのが、オガワ本店です。
期間中、ロイヤルアッシャージュエリーお買い上げのお客様にはロイヤルアッシャーロゴ刺繍入りハンカチをプレゼント。
二年ぶりとなったロイヤル・アッシャー・ダイヤモンドフェア。
最高のジュエリーをご用意してお待ちしております。
2016 スイス紀行② ~チューリヒ→ベルン~
今回もスイス紀行の続きとなります(^_^)/
2016.3.16
スイス二日目はそのままラ・ショード・フォンに向かう予定でしたが、日程を変更して首都ベルンに向かうことに。
早朝、チューリヒを出て、ベルンへ向かいます。
雪が舞う中、電車は高速で進んでいきます。
チューリヒから一時間ほどでスイスの首都ベルンに到着です。
やはり寒い(*_*)
急いでダウンベストを取り出し着込みます。
まだ午前九時前ですので駅から出ると人通りも少なかったです。
ベルンの駅から歩いて世界遺産となっている旧市街地を目指します。
ひたすら石畳が続くのですが、両側はアパートメントのようで、一階&地下部分はブテックになっていました。
まだ開店時間前の為、閉まっているお店ばかり。
ふと、トラムに乗ってしまえば、暖かく早い!!とは思いましたがせっかく来たのでやはり歩いて見てゆくことに(^_^.)
ベルンの観光の楽しみの一つが道の中央に立つ噴水。
いろいろなモチーフの像があり、そのデザインをひとつひとつ見てゆくのも楽しい。
また一つ一つに象徴している意味があるので、歴史的意味や背景を調べてみても面白いですよ。
しばらく歩いてゆくとお目当ての時計塔が見えてきました。
↑塔の裏側なので最初は別の時計塔かと勘違い
改めて正面に行くと…
…
…
…
!
ベルン、そしてスイスのシンボル「ツイットグロッゲ(時計鐘塔)」!!
13世紀に建設され形を変えながらも時を刻んできたスイス最古の時計塔の一つ。
真下からの撮影。
時を知らせる鐘、塔の時計、仕掛け、天文時計はすべて一つの装置によって作動しており、時刻の他に曜日、日にち、月、星座も表しています。
近くで見ると本当に複雑なのがわかります。
時計塔横の建物。
なんだかもう中世さがすごい。
ベルンの象徴の「熊」の兵士の噴水と、遠くに見えるツィットグロッゲ。
ここ一番のキメ顔をしている私。
実際に目の前で見るとには「威風堂々」というよりは、皆に愛される「可愛らしいランドマーク」といった印象。
しかしながらぜんまい時計が着けられた1530年より約500年に渡り「時」刻み続けているのだから、この時計塔の前に立った瞬間、「時」に携わる者として神妙な気持ちになりました。
このツイットグロッゲ、そして整備をしてきた歴代の時計職人達、街の人々、時計に対する文化。そのすべてに尊敬の念を。
その後は旧市街に足を進め、中世ヨーロッパの空気を味わいました。
ベルンに来て感じたのは、機械式時計が刻む時というのはやはりいいなと。
もちろん私自身、ソーラーやクオーツ(電池)時計もしています。
用途やファッション、気分によって付け替えていますが…最近、機械式の出番が増えました。
手巻きでリューズを毎朝巻く。その感覚が、その時間が、ぜんまい時計が生まれてから、ずっと行われてきたことを考えるとなんだか愛おしいく思えます。
そしてそもそも自動巻きなので着けて動かしてやりたいし、それに巻いたからには着けてやろうと少し特別扱い。
では次回は時計の帝都ラ・ショードフォンと国際時計博物館です。
お楽しみに\(^o^)/
おまけ
お昼前になると多くのお店が開いていました。
迫力が 違いますね(笑)それに本当においしそうです。
お昼はベルンのミグロス(大型スーパー)でバイキングを。
私は少ないほうで、かなり年齢が言っているご夫婦がフライドポテトを山盛りにしていたり、さらに文字通り「積む」ように乗せているお兄さんなど、やっぱり食べる量が違うなぁとしみじみ思いました。
山盛りのポテトをムシャムシャ平らげてゆくのは、見ているこっちが気持ちよくなるくらいで(笑)
ではまた(^o^)/